誰だって暗い気持ちになることがある 光を見たくないときも

皆さんは先日のセブンルール、ご覧になりました？
もちろん私は観ました！小巻亜矢さんの密着回だったからです。

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小巻さんは、伸び悩んでいたサンリオピューロランドの入場者数をV字回復させた、ピューロ初の女性館長です。

3人の息子さんに恵まれた小巻さんですが、
離婚、2度の癌、そして、愛する次男の事故死...
と、壮絶な人生を歩まれていることに驚きました。

従業員トイレの話や、朝礼の話など、色々と興味深かったのですが、
「ミラクルギフトパレード」のエピソードは、涙なしでは見られませんでした。

このパレードは、キャラクターたちの楽しいダンスパーティの最中に、笑顔と光を失った「闇の女王」が乱入し、会場の光を奪ってしまうというストーリー。
この中のキティちゃんのセリフを、小巻さんは変更しています。

闇の女王を倒すんだ！

と言うダニエルに、キティちゃんは言います。

待って！倒すなんてやめて！

そして、続けます。

誰だって暗い気持ちになることがある
光を見たくないときも
優しさと思いやりの心があれば
どんな時も誰とでも仲良く助け合って生きていける

次男を亡くし失意のどん底にいた小巻さんが、長男に聞いた「クリスマス何が欲しい？」 。
何もいらないという長男に、「何をしてたら一番ハッピーなの？」と聞くと、
「ママが笑顔のとき」と返ってきたそうです。

誰でも笑顔になれないときもあるし
光を見たくないときがある
でも信じて待ちたい
「笑顔になれる日が来る」って待ちたい

そんな、長男の言葉のお陰で気づけた想いを、キティちゃんに託したそうです。
最初は笑いながら見ていたワイプの中の青木崇高さんが、堪えきれず涙を流していたのがとっても印象的でした。

小巻さんがピューロを復活させるために意識したのは、「大人も楽しめるテーマパーク」。
ピューロランドは、サンリオが大切にしている「かわいい　なかよく　おもいやり」に溢れた素敵なパークです。
非日常を味わえるテーマパークももちろん素敵なのですが、私は「日々の生活の中で大切にしたい想い」で溢れているピューロのこと、とっても大好きになりました。
子供向けの施設だと思っている大人にこそ、是非足を運んでみて欲しいなぁ〜！